山陰のコンサート・演劇・映画・ギャラリー・イベント情報満載!
■ カテゴリ名 : 映画
■ 登録エリア : 島根東部エリア
■ 情報提供者 :
島根県民会館
■ イベント名 名画劇場「キャタピラー」(東北地方太平洋沖地震の義援金募金を行いました)
■ 島根県民会館
中ホール
<会場ロビーで行った東北地方太平洋沖地震の義援金募金には125,307円の募金が集まりました。温かいご支援・ご協力ありがとうございました。> 監督:若松孝二 出演:寺島しのぶ、大西信満、吉澤健、粕谷佳五、増田恵美 NEWS!主演の寺島しのぶさんからコメントをいただきました!↓↓↓ 島根県・鳥取県の皆様 この度はキャタピラーが上映されるということ、とても嬉しく思っております。 漠然としていた“戦争”というものに、シゲ子という役を通じて「なぜ戦争は起こってしまったのか、なぜお国のために人は殺し合わなければ、傷つけ合わなければならなかったのか」と痛くて、苦しくて、やりきれない思いを抱きました。 ご覧になった皆様に、少しでも監督の思いが伝わればいいなと心から思っております。(寺島しのぶ) <<忘れるな、これが戦争だ…>> 寺島しのぶが、手足を失って帰還した夫を看病する妻を演じ、日本人として35年ぶり、3人目の快挙となる、第60回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞したことでも話題となった本作は、1組の夫婦を通して戦争の愚かさと悲しみを描いた、若松孝二監督の究極の反戦映画。 前作「実録・連合赤軍」から2年。赤軍の若者たちが立ち上がった背後には、親世代の戦争責任を問い、再び戦争に荷担しようとする国家への怒りがあったはずだと、若松監督は言う。 戦後65年を経て、かつて日本とアメリカが戦っていた事を知らない若者たちもいる。映画やゲームの中では簡単に殺人が行われ、現実では次々と残虐な殺人事件が起こり、忘れられていく。 戦争とは何なのか。国家のために、人が人を殺すとは、何なのか。「正義のための戦争が、どこにあるのか」 今だからこそ見て欲しい渾身の作品が名画劇場に登場します。 <あらすじ> 赤紙1枚で召集される男たち。 シゲ子の夫・久蔵も、盛大に見送られ、勇ましく戦場へと出征していった。 しかし、久蔵は、顔面が焼けただれ、頭と胴体だけの姿になって帰ってくる。村中から奇異の眼を向けられながらも、多くの勲章を胸にした久蔵は「生ける軍神」と祀り上げられる。 口もきけず、耳も聞こえず、身動きのできない体となっても久蔵の食欲・性欲は変わらなかった。シゲ子は戸惑いつつも軍神の妻として自らを奮い立たせ、毎日、久蔵の上にまたがった。口に粥を流し込み、糞尿の世話をし、銃後の妻の日々は過ぎていく。食べて、寝て、食べて、寝て、食べて、寝て…。 敗戦が色濃くなっていく中、久蔵の脳裏にフラッシュバックしてきたのは、かつて、大陸で犯した女たちの悲鳴、刺し殺した女たちのうつろな目、女たちを焼き尽くす炎。 1945年8月15日。久蔵とシゲ子に、敗戦の日が訪れた―。 (2010年/日本/1時間24分)■ 出演者 :
2011/03/12(土)
開催時間 14:00
問い合わせ先 : しまね文化情報コーナー
TEL : 0852-22-5556
URL : http://www.civichall.pref.shimane.jp/hall/
■ カテゴリ名 : 演劇・舞踊
■ 登録エリア : 島根東部エリア
■ 情報提供者 :
島根県民会館
■ イベント名 狂言様式による新作「ぷろぽおず」
■ 島根県民会館
中ホール
<出演:茂山正邦・茂山宗彦・茂山逸平> 豆腐のように、いつの世も広く愛され、飽きのこない、味わい深い。そんな「お豆腐狂言」をめざし、親しまれている茂山千五郎家。その茂山千五郎家から、人間国宝・茂山千作の孫で若き実力派3人が、狂言の技法・様式を駆使しチェーホフの戯曲に挑戦します。 チェーホフと狂言は一見かけ離れているようですが、いずれもドラマチックな事件や出来事はほとんど起こらず、日常に生きる人々に目を注いでいるところなど、実は共通点が多いのが特徴。 一部では、チェーホフの一幕もの「結婚申込」をそのまま聟(むこ)狂言、申し妻ものにした「ぷろぽおず」を、二部では女狂言の傑作「鎌腹」を上演します。 男女の出会いと破局、結婚の始まりと末路を描いて、あたかも同じ人物たちのビフォーアフターを見るような絶妙の2演目を是非ご覧下さい。 ●「ぷろぽおず」狂言様式による新作(チェーホフ「結婚申込」より) 地主の忠介を隣人の岩吉が正装して訪ねてくる。さては借金の申し込みかと怪しむが、実は一人娘のおナタに求婚しに来たと知って大喜び、早速おナタを呼んで二人きりにするが、会話は全くかみあわない。境界争いから愛犬自慢の果ての貶しあいに発展し、三つ巴の大喧嘩。ついに岩吉は卒倒し、二人は大あわて…。 ●「鎌腹」かまばら(古典狂言) 怠け者の夫に怒った女房は、鎌を振り上げて追い回す。仲裁人に諭されて女房が去ると、夫は元気を取り戻して「女に侮辱されるくらいなら、ここで腹を突いて死んでやる。」と大声でわめき散らし、いろいろな方法で死のうとするが…。■ 出演者 :
2011/03/10(木)
開催時間 19:00 (開場 18:30)
【お問い合わせ先】
主催 : (財)島根県文化振興財団(島根県民会館)・島根県
問い合わせ先 : しまね文化情報コーナー
TEL : 0852-22-5556